協議会の概要

理事長挨拶

  当協会は、我が国が有する技術・ノウハウを活用した水循環システムによる運営事業の海外展開を図るため、関連企業が結集し、官・学と連携を取って、2008年11月に設立した有限責任事業組合が前身で、2012年2月に一般社団法人化されたものです。この間、世界では人口の増加や気候変動による水資源問題や生活水準の向上による水需要の増加が見込まれるなど、様々な問題が顕在化してきてきており、その結果、将来の深刻な水不足が懸念されています。また、平成27年に国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)には、「すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。」として水の重要性がクローズアップされております。具体的には、2030年までに「①すべての人々の、安全で安価な飲料水の普遍的かつ衡平なアクセスを達成する。②すべての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。③汚染の減少、投棄の廃絶と有害な化学物・物質の放出の最小化、未処理の排水の割合半減及び再生利用と安全な再利用の世界的規模で大幅に増加させることにより、水質を改善する。」となっており、今後、世界的に水道水の供給、汚水処理および再利用水の利用拡大等の機運が高まることが予想されています。

 SDGsの目標を達成するためには、大都市向けの浄水場や下水処理施設を充実させるだけでなく、再生水の利活用や大都市周辺や地方都市、さらに未普及地域へのインフラ整備を図っていく必要があると考えております。この対応策の一つとして、配管網の整備にコストがかかるオフサイト処理よりも、コスト負担が小さいオンサイト処理(分散型水処理)を導入し、IoT/ICTを活用して一括管理ができるようなシステムが増えていくだろうと予測しております。このシステムは、水源の管理から各種の水処理情報、さらにはエンドユーザの情報まで集約し一元管理し、コスト削減と同時に安全・安心も得られるもので、我が国が得意とする分野の一つであり、日本がリードしていかねばならないと考えております。

 これからも異業種の民間団体の強みを生かし、官、学との連携を強め、国や地域の発展に貢献する案件創生とビジネスの発展に努めてまいりますので、関係者の皆様方には、引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

理事長 酒井邦造

一般社団法人海外水循環システム協議会概要

名称 一般社団法人海外水循環システム協議会
Global Water Recycling and Reuse System Association, Japan (GWRA)
事業所 東京都豊島区東池袋四丁目5番2号 ライズアリーナビル6F
電話番号:03-5928-8198
設立日 2012年2月2日

●アクセス方法 JR山手線、埼京線 池袋駅下車(東口) 徒歩約10分
地下鉄有楽町線 東池袋駅下車(西改札口) 徒歩約1分
都電荒川線 東池袋四丁目駅下車 徒歩約2分